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映画「ジョン・ウィック チャプター2」の見どころ

※目次

 

こちらの映画は、キアヌ・リーヴス主演の大ヒット映画「ジョン・ウィック」の第二弾となるアクション作品です。また、過去に映画「マトリックス」で共演したローレンス・フィッシュバーン(ほぼ友情出演)と再び共演している事でも注目の作品となっております。

 

今作も前作に引き続いてジョンが殺しまくります。そして、彼の圧倒的な戦闘力に再び脱帽してしまいます。柔術を交えたタフな格闘術、相手の急所を捉える的確な射撃、尋常じゃない危険察知能力と今回も目が離せません。

 

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また、ジョン・ウィックはとても顔が広い。作中でイタリアのローマで繰り広げられる銃撃戦があるのですが、現地のソムリエ(武器商人)や仕立て屋(防具屋)の人間達が全てジョンの顔見知りなのです。その他にもコンチネンタルホテルの支店がローマにあり、ジョンが宿泊に利用します。ジョン・ウィックワールドはどこかツッコミ所が多い気もしますが、果たして今作ではどのような展開がジョンを待ち受けているのでしょうか( ゚Д゚)

 

<個人評価点>

満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星8

<記事読了時間>

約5分

 

※1部ネタバレ有り

 

マスタングを取り返す

 

真夜中のニューヨーク摩天楼で一台の車とバイクが激しいチェイスを繰り広げていました。車でバイクを追っかけている男は、ジョン・ウィック。そして、バイクに乗っていた男がジョンの車に正面衝突し倒れ込んでしまいます。車から出たジョンは、バイクの男の胸から目的だったタラソフ工場のキーを盗んでその場を後にしたのでした。

 

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前作で亡き妻・ヘレンの遺した子犬・デイジーを殺害したヨセフとその父親ヴィゴを始末したジョンでしたが、愛車のマスタングが盗まれていたままでした。そのマスタングは、ヴィゴの実の兄弟であるアブラム・タラソフの元へと渡り、彼の工場の中に保管してあったのです。そして、工場のキーを手にしたジョンは愛車マスタングを取り戻す為にアブラムのいるタラソフ工場へと突入するのでした。

 

ジョンの到来で工場内に戦慄が走り、彼の圧倒的な戦闘力の前にアブラムの部下達が次々と殺されてしまうのでした。格闘に銃撃戦に車のぶつけ合いと。その後、アブラムを屈服させたジョンでしたがこの戦闘で愛車マスタングがボロボロになってしまったので、オーレリオ(ジョン・レグイザモ)を呼び寄せ、愛車の修理を依頼したのでした。

 

燃え上がる家

 

犬の仇討ちをした・ボロボロになったが愛車マスタングを取り返した・愛車の中にあった亡き妻・ヘレンとのツーショット写真を取り戻したジョンは、新しく飼っていた大型犬と共にこれから平和な日々を送るはずでした。

 

しかし、ある晩のこと・・・。

 

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1人の男がジョンの家を訪ねてきます。名はサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)という男でイタリアンマフィアの権力者でありジョンと顔馴染みの人間でした。彼は、ジョンに仕事の依頼をしてきたのです。しかし、2度とブギーマン(闇の男)に戻りたくないジョンは依頼を拒絶します。

 

すると、サンティーノは「誓印」というメダルをジョンの前に突き出し「以前、私と互いの血で繋がりを交わした仲であり、君は断る事が出来ない」と言われます。言わば闇社会内の「血判状」みたいなモノでした。しかし、ジョンは苦悶の表情を浮かべそれでも拒絶しました。拒絶されたサンティーノは「良い夜を」と言い残し、家から立ち去ったのですがその場から反転し、強烈なバズーカ砲を手に取ってジョンの家目掛けて3発撃ちこんだのです。ジョンはその衝撃で吹っ飛び、燃え上がる家の前で寄り添ってくる愛犬をよそに意識を朦朧とさせるのでした。

 

復讐の鬼ジョン・ウィック始動

 

家をサンティーノに燃やされたジョンは、復讐の鬼ジョン・ウィックとして始動を開始し、馴染みのコンチネンタルホテルへ赴いて支配人のウィンストン(イアン・マクシェーン)と面会します。そして「サンティーノの居場所を教えてくれ」とウィンストンから聞き出そうとしたジョンでしたが、彼から意外な返事が返ってくるのでした。

 

それはまずお決まりの「ホテル内で争うな!ルールを守れ!」に関しては、ジョンも当然知っており納得しますが、「一度誓印を交わした間なら一度その相手に約束を果たさないとサンティーノの居場所を教える事も出来ないし、彼を殺すと主席連合が黙っていない」と言われたのでした。主席連合とは、12名からなる闇社会のドンみたいなモノで掟には特に厳しかったのです。さらにウィンストンから「もし、サンティーノを殺したいのなら嫌でも彼の依頼を1つこなしてからにしてはどうだ?それなら誰も文句はない」と言われ、サンティーノと誓印を交わした事を悔やみながらもジョンは、渋々その案を受け入れウィンストンと約束し、サンティーノの居場所を聞き出したのでした。

 

サンティーノがいたのはニューヨークの現代美術館でした。そこで彼の右腕である女性ボディガードのアレス(ルビー・ローズ)から身体チェックを受けたジョンは、サンティーノと面会し依頼を申し渡されるのでした。その依頼とは「実の姉ジアナ・ダントニオを殺して欲しい」といったモノでした。サンティーノの狙いは、闇社会のドンである主席連合12名の内の1人・姉ジアナを殺害して自分が主席になるというモノです。ジアナとも面識のあるジョンは、これに躊躇しますがサンティーノを殺すために仕方なく引き受けます。また、ジアナがローマ式典に参加するという事でイタリア・ローマへと飛び立ったのでした。

 

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ローマに降り立ったジョンは、現地のコンチネンタルホテルへ訪問しソムリエ(武器商人)から強力な武器、仕立て屋(防具屋)から防弾使用のスーツ、情報屋からローマ式典会場の見取り図と侵入経路なる情報を入手します。そして全ての準備がそろったジョンは、ジアナがいる式典会場へと向かったのでした。その背後には、ジョンの仕事を監視するアレスの影もありました。

 

サンティーノの裏切り

 

どこぞの歌姫が熱唱するローマの式典。ジアナ・ダントニオの周りには4人の屈強なボディガードが付いておりました。その中でもカシアン(コモン)という黒人男は、ジアナの右腕で常にくっついており、ジョンとも顔馴染みでその実力を認め合っている程の強者でした。しかし、会場を離れたジアナが「化粧直しがしたい」とカシアンを引き離し、1人で部屋に入ったのでジョンに絶好の暗殺チャンスが到来します。

 

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1人になったジアナの部屋に忍び込むジョン。そこには、巨大なバスルームがありました。また、化粧を直すジアナの背後に忍び寄ったジョンでしたが、鏡に自分が映った事でジアナにバレてしまいます。しかし、ジョンとは顔馴染みで何をしてきた人間かを知っていたジアナは、ジョンを見るなりその目的を察知し諦めムードに入るのでした。ジアナから「誰に依頼されたの?」との問いに「弟のサンティーノ」と返したジョン。すると、ジアナから「弟は、主席になってニューヨークを支配するつもりよ!」と言いますが、ジョンの気持ちはぶれません。そして、諦めたジアナは自らの両腕をリストカットし浴槽に入って息絶えるのでした。

 

目的を果たしたジョンは、会場から去ろうとしますがカシアンにバレてしまいます。カシアンもジョンという男の素性を嫌という程知っているのでその目的を察知し、ジョンに銃撃するのでした。ここから激しい銃撃戦へと繋がりジョンは詰め寄ってくるジアナの部下達を殺し、地下の侵入経路へ避難しますがそこにアレスが突然現れ、銃撃されるのでした。ジョンは、サンティーノの裏切りに遭ったのです。また、嫌な予感がしたカシアンは急いでジアナの元へと駆け付けますが、浴槽で死んでいるジアナを見て愕然とし今まで死守してきたジアナがジョンに殺された事で激しい闘志を燃やしたのでした。

 

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カシアンにもアレスにもサンティーノにも命を狙われ、四面楚歌に陥ったジョン・ウィック。果たして、彼はこの難局を乗り切る事が出来るのか?そして、最後には衝撃のクライマックスがジョンに訪れる事となるのです( ゚Д゚)

 

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 ※ジョン・ウィック