色んなアンサー

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映画「検察側の罪人」の見どころ

※目次

 

こちらの映画は、雫井脩介のベストセラー小説「検察側の罪人」を映画化した作品となっており、今作初共演となる元スマップの木村拓哉と嵐の二宮和也が出演する事でも話題となった映画になります。他にも、吉高由里子・松重豊・平岳大・山崎努等といった豪華メンバーが出演しております。

 

この映画の見どころとしては、強烈なリーダーシップで周りを牽引するやり手検事・最上毅(木村拓哉)まるで何かに憑りつかれたかのように豹変していく姿と最上に憧れる若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)そんな最上に絶望を覚え葛藤していく姿にあると思います。そして、この師弟関係とも言える間柄であった最上と沖野がやがて対立してしまう事となるのです。

 

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また、作中では相変わらず「キムタクらしさ」があって例えば、物語序盤に若手検事の研修で教官として現れるのですが、ポケットに手を突っ込みながら人にモノを教えるという場面がありました。ちょっと細かいかなと思いますが、私は若干それに違和感を覚えました。他のみなさんは、どうでしょうか?

 

<個人評価点>

満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星7

<記事読了時間>

約5分

 

※1部ネタバレ有り

 

2人の出会い

 

とある研修センターで少し威圧的な態度の教官が研修生達に演説しておりました。彼の名は、最上毅(木村拓哉)法曹業界では、名の知れたやり手検事です。彼は、言いました。「己の正義に固執しすぎた検事は、正義を汚し悪の側の存在である犯罪者になってしまう」と。

 

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そして、そんなイケイケの最上の講義で積極的に最上に質問する人間がおりました。新人検事見習いの沖野啓一郎(二宮和也)です。そのような事もあって沖野は、最上に気に入られてしまいます。2人の出会いは、ここに始まったのでした。

 

それから、4年後・・・。沖野は、研修を終え地方での実務経験を積んだ後、東京地検に配属されました。そこには、自分が憧れるやり手検事・最上毅がいたからというのもありました。そして、すぐさま最上に挨拶に参ると快く自分を迎え入れてくれるのでした。

 

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闇ブローカー諏訪部

 

早速最上は、沖野に1つの仕事を任せます。それは、闇ブローカー諏訪部(松重豊)の取り調べでした。どうやら某殺人事件の重要参考人だそうです。また、沖野が取調室に入ると橘(吉高由里子)が配属されていて彼女は自分の助手としてこの場所に配属されたそうです。そして、始まる諏訪部の取り調べ・・・。

 

しかし、彼は自分の事を「ポチ」だの「子供」だのと馬鹿にし、全く相手にしてくれません。隣の席で記録を取っている橘も心配そうにこちらを見つめてきます。挙句の果てには、「このお姉ちゃんと遊ばせてくれたら本当の事を話してやるよ」と言われたのでその求めに応じる事が出来ない沖野は、そこで諏訪部の取り調べを終了し結局情報を引き出す事が出来ませんでした。

 

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そして、最上に事後報告をすると「最初は、誰でもそんなモノだ。他にも重要参考人がいるから落ち込むな!」と優しくフォローされたので、沖野は最上に対してさらに熱い信頼を寄せる事となります。それは、仕事を終え同じ新人検事の仲間達で集まった飲み会においても「最上検事は変わり者だ!」と誹謗中傷する周りに対して、頑なに最上の事を信じ続けるくらいのモノでした。

 

松倉重夫の取り調べ

 

そんな中、東京・蒲田で老夫婦が殺害される事件が発生しました。同時に家の金庫が狙われていたので強盗殺人事件の可能性が高まります。現場検証の為、現地へと赴いた最上・沖野・橘。そして、事件を検証していく内に殺害された老夫婦が生前に色んな人間に金貸しを行っていた事が判明したのでお金を借りた人間達が被疑者としてリストアップされました。

 

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すると、浮かび上がってきたのが松倉重夫という男でした。そして、この名前に強烈な反応を示したのが最上でした。一体、最上の身に何があったのか?それは、最上の高校時代にまで遡る事となります。当時の最上には「北豊寮」と呼ばれる学生寮で大の仲良しであった丹野(平岳大・作中で現衆議院議員)由希という女の子がおりました。その由希という女の子が突然、1人の変質者によって強姦され殺されてしまうという悲しい事件があったのです。しかも、その殺人犯は捕まらないまま時効を迎えていたのでした。その男の名前が松倉重夫だったのです。

 

それからというモノ最上と丹野は、時効を迎えまんまと逃げおおせた松倉に深い憎悪を抱き、何としてでも松倉に正義の鉄槌を下してやりたいと切に願っていたのでした。松倉への制裁こそが最上の絶対的な正義であり、自分が検事の職に就いたキッカケでもあったのです。そして、始まる松倉重夫の取り調べ。これは、取調べをする沖野と別室で最上が取調べを盗聴して松倉に聞き出す内容を橘のパソコンを通して沖野に指示するといったモノでした。彼は「老夫婦を殺していない!」と言います。その後も取調べは、やったやってないでこじれていきますが、やがて別件で録音しない事を条件に松倉から由希を強姦して殺したといった内容を自供させたのでした。そしてこれを聞いた最上は、決して行ってはならない方向へと突き進んでいく事となるのです。

 

最上の暴走

 

一方、松倉の出現以来可笑しくなった最上を怪しいと思う人間がおりました。沖野の助手である橘です。実は、彼女は最上を毛嫌いする一派に雇われたスパイであり、最上の日常を観察しておりました。また、やたらと松倉を老夫婦の殺人犯に仕立てようとする最上に不信感も抱いておりました。さらに、最上を信じ続ける沖野も互いの主張が違う最上と橘の間で一人混乱してしまいます。

 

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そんな中、弓岡という男が酒に酔っ払った勢いでとある居酒屋で「俺が蒲田の老夫婦を殺したんだ!」と言い漏らした事で警察に通報が入ります。「このままでは、弓岡が捕まって松倉が釈放されてしまう。奴を裁く事が出来ない!」と焦った最上は、闇ブローカーの諏訪部に電話して「使い捨ての車と携帯をすぐ用意してくれ!」と催促します。それを陰で聞いていたのが橘でした。また、自分の親友である丹野も由希の件とは別件で自らの正義の元、日本を戦争国家にしようとする高島グループの陰謀を衆議院議員として打ち砕いてやろうと孤軍奮闘しますが、返り討ちに遭ってしまい高島グループが経営するホテルから飛び降り自殺してしまいます。

 

松倉を裁くだけではなく、突然の親友の死によって最上の暴走を止めるモノはいませんでした。そして、そんな最上を見て1人楽しむ男・諏訪部は、約束していた使い捨ての車と携帯、さらに最上の手のサイズを見てイタリア製のベレッタ(拳銃)がジャストサイズであろうとベレッタを最上に渡したのでした。そして、最上は弓岡が働いている某ラブホテルへと向かいます。橘も混乱する沖野を説得してバイクで最上の後を追ったのでした。

 

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ラブホテルに着いた最上は、弓岡に「松倉という男を老夫婦の殺人犯に仕立てるからお前を逃がす!」と言って弓岡を車に乗せて箱根の別荘へと向かいます。そして、弓岡の存在が邪魔な最上は、持っていたベレッタを使って弓岡を殺害して死体を穴に埋めたのでした。また、最上を追いそびれた沖野と橘でしたがこれがキッカケで沖野は、最上に対して強い不信感を抱きます。その後、最上と沖野・橘は空中分解してしまい、沖野と橘は最上の元を離れる為に辞職してしまいます。しかし、最上の暴走は止まりません。このままでは、松倉が老夫婦の犯人にされてしまうと思った沖野と橘は、2人協力して最上の暴走に立ち向かっていく事となるのでした。あんたが「己の正義に固執しすぎた検事は、正義を汚し悪の側の存在である犯罪者になってしまう」と言っていたんじゃないかと最上に対して怒りを露にする沖野。果たして、気になる結末は( ゚Д゚)