色んなアンサー

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大ヒット作「項羽と劉邦 Kings War」 第28・29・30話を斬る

※目次

 

義兄弟の誓い編・・・。

 

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第28話 項梁逝く

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※鐘離眜(三国志では、姜維役)
 

幽閉されてしまった晨曦(シンギ)は、余りの絶望感に耐えられなくなり首つり自殺を図ります。しかし、それを救ったのがなんと崇信(スウシン)だったのです。実は、彼も以前から趙高を殺害しようと目論んでいたのでした。こうして崇信と繋がる事が出来た晨曦は、虎視眈々と趙高の誅殺へ向けての準備を進めて行く事となります。

 

一方、晨曦が想いを寄せる秦の名将・章邯(ショウカン)は楚軍との混着した戦況に頭を悩ませておりました。そこで彼は、敵の総大将である項梁を消してしまえば楚軍を滅ぼす事が出来るという考えに至り、一計を巡らして項梁を死地へと誘き出す作戦を決行します。その場所とは、定陶(テイトウ)と呼ばれる場所でした。

 

その頃、楚軍の一兵卒をしていた韓信は章邯の作戦を看破し、項梁に忠告しますがただの一兵卒の発言に項梁は耳を貸しません。実際、強大になり過ぎた楚軍によって項梁も次第に秦軍を軽く見てしまうようになっていた事もありました。そして、悲劇は突然訪れてしまいます。まんまと章邯に誘き寄せられた項梁は、定陶にて討ち死にしてしまうのでした。

 

遅れて駆けつけてきた項羽は、変わり果てた叔父・項梁の姿を見て泣きじゃくってしまいます。しかし、いつまでも泣いているわけにはいきません。軍師の范増を第二の父親(亜父)に据え、自らが項梁の意志を継いで軍の頭となり、秦軍を皆殺しにして叔父の御霊にささげる事を誓ったのでした。また、叔父の窮地に静観した各諸侯と違って劉邦だけが叔父の死を悔やみ惜しんでいた様を見た項羽はそれに感化され、ここに劉邦との義兄弟の契りを結んだのでした。

 

第29話 揺れる女たち

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※希布
 

項梁が死んだ定陶の近くにある村で軍営を敷いていた劉邦は、そこで戚夫人と出会います。後に男子・劉如意(リュウニョイ)を生み、呂雉(リョチ)によって悲惨な死を遂げる人です。彼女は、劉邦の部下が放った矢によって夫を失ったばかりでした。そんな戚夫人を見て罪悪感からなのか、不憫に思ったのか、劉邦はそのまま戚夫人を引き取ります。

 

続いて劉邦の正室の呂雉は、劉邦が沛県から居なくなった後もずっと残された劉家の面倒を見ております。その生活は、困窮を極めておりました。度重なる戦によって村の食糧のほとんどが軍に没収され、義姉からはイジメを受け家事は全て1人でこなさなければいけない等、呂雉にとって留守の夫の為にも長く辛い日々が続いていたのです。

 

項羽が愛する虞姫にも異変が起こります。両親を楚軍の兵士に殺されて以来から復讐に燃え続ける虞姫が付き人と森を遊歩中に毒蛇に噛まれて意識不明になってしまうのでした。項羽は、すぐさま虞姫を救出して医者に診察させ、毎日虞姫の看病をします。そして自分の兵士に両親を殺された虞姫の辛い心中を察し「目を覚ましたら俺がずっと看病していた事を伝えるな」と虞姫の付き人に言い残したのでした。

 

第30話 武安候となる

 

項梁の死によってその後を継ぐ事となった項羽でしたが、彼の死は楚軍全体に大きな影響を及ぼしました。その大きな現れとして元々項羽を良く思っていなかった懐王(カイオウ)の腹心である宋義が「項梁が死んだのでこの際に兵権を懐王の元に戻し、項羽を牽制しましょう」と懐王に進言します。

 

さらに、劉邦を武安侯に奉じて各諸侯と同列の立場に推し上げて項羽牽制への手助けとしました。ここに農民集団の棟梁だった劉邦が初めて武安侯に奉じられ、貴族の仲間入りを果たす事となります。一方、劉邦陣営でも蕭何(ショウカ)が「秦軍の攻撃を受けて敗北し、楚に亡命してきた魏王の魏豹(ギホウ)が魏を秦から奪還する為に楚に援軍を要請してきたので、そこで我々は項羽から独立する為にも魏豹の援軍の任務を自ら懐王に志願して項羽の元から離れるべきである」と進言します。

 

蕭何の案を採用した劉邦は、懐王に「魏豹への援軍は我々にお任せ下さい」と提案し、項羽の元から離れる事に成功します。その頃項羽は、虞姫の両親を殺した人間が自分の股肱の臣下である項狄(コウテキ)であった真実を知った為に今後どのように対処すべきか決断に苦しめられておりました。

 

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