今話題の個性派男優であるケヴィン・ベーコン主演の映画になります。相変わらず演技が濃くて危険でとてもファンキーです。暑い夏には、ちょうどぴったりな映画と言えるかもしれません。
<個人評価点>
危険さ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星8
<記事読了時間>
約3分
※1部ネタバレ有り
見た感想としては・・・
ちょっぴりダークな「スタンド・バイ・ミー」といった所でしょうか。ストーリーを簡単に説明すると家出をした少年トラヴィスとハリソンが行きついたサバンナみたいな所で、たまたま無人のパトカー(コップ・カー)を2人が発見してしまいます。
好奇心旺盛でやんちゃな2人は、その車にいたずらを始めます。そして、車には鍵がかかっておらずドアを開けてみると車の鍵が置きっぱなしになっていたのです。鍵を発見した2人は、車のエンジンをかけ勝手に運転を行い、そのまま車を奪ってしまいます。年齢は不明ですが、おそらくこの2人は小学校6年生くらいに当たると思われます。
ここまでは親元を離れ自由気ままで陽気な少年達の遊び心をテーマにした映画に見えますが、コップ・カーはそんな甘い映画ではありませんでした。
2人の少年による車を奪ってしまった行為が、後の災難に巻き込まれてしまう事になるのです。
それは、なぜか?
一見なんの変哲もないパトカー(コップ・カー)ですが、そのトランクの中に秘密がありました。
※それは見てのお楽しみ( ゚Д゚)
このパトカーの持ち主は、自分の為なら殺人する事もいとわないクレッツァー保安官(ケヴィン・ベーコン)でした。パトカー(コップ・カー)を盗んだのが、少年2人だと知ったクレッツァーは秘密が世間にばれてしまうとまずい為、無線を使って2人の少年に車の返還を要求しますが、2人がトランクの中を開けてしまった事を知ると・・・。
2人の少年と落ち合う場所は、周りに風車しかない静かな場所でそこで何かが起こります。運転もろくに出来ない2人の少年は、はたしてこの危険な保安官から無事逃げ延びる事が出来るのか?
またしてもケヴィン・ベーコンらしさがにじみ出てる映画であり、この作品では執拗に2人の少年を追跡する姿が印象的です。また、声のトーンも優しく喋ったり、声を荒げたりと上手く表現してますね。
車を盗まれ動揺する姿、少年2人と無線でやりとりしている時の不気味な声、少年を追跡している時の危険な顔であったりと思わずゾクッとするようなシーンが満載で、特にどSな男性・どMな女性には良いかもしれません( ゚Д゚)
ケヴィン・ベーコンの主な代表作
アポロ13
告発
インビジブル
ミスティックリバー
X-MEN:ファースト・ジェネレーション 等