※目次
コップ・カーに引き続きハリウッド1危険な男であるケヴィン・ベーコン主演のちょっぴり怖い映画となります。危険であり不気味、そして狡猾さを併せ持ったケヴィン・ベーコンの迫真の演技は、見どころ満載と言えるでしょう。
天才科学者であるセバスチャン・ケイン(ケヴィン・ベーコン)は、生物を透明化させる研究を行っていました。やがて、自らを実験台とし人体実験を行った事で透明人間になってしまいます。
ここから悲劇が始まってしまうのです。人間なら(特に男)なら1度はなってみたいと思うかもしれません(笑)
<個人評価点>
危険さ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星8
<記事読了時間>
約4分
※1部ネタバレ有り
透明化の臨床実験
国家機密プロジェクトの一環として、アメリカ国防省の依頼を受けたセバスチャン化学班チームは、ゴリラを使って透明化の臨床実験を行います。しかし透明化に成功はするモノの復元する事が難しくチームの課題となっておりました。
ところが天才科学者であるセバスチャンが課題を追及した事によって復元方法を思いつくのです。そして、透明になったゴリラを復元してみる事にしました。
処置を施されたゴリラは、突如体に異変をきたし心肺停止してしまいますが、電気ショックを行った事でゴリラが蘇生したのでセバスチャン達は透明化の実験に成功したのでした。
国防総省に虚偽報告
実験結果を報告すべく、セバスチャンと元カノであったリンダ・マッケイ(エリザベス・シュー)、リンダの現在の彼氏マット(ジョシュ・ブローリン)と共に国防総省へ向かいます。
しかし、セバスチャンは「動物実験で透明化にする事は簡単だったが復元が未だ成功出来ていない」と国防総省に虚偽報告をしたのです。その報告に、リンダとマットはすかさず「何故、嘘の報告をしたんだ!」とセバスチャンに詰め寄ったのでした。
そんな2人にセバスチャンは「今、報告したら手柄が全部横取りされてしまうし、実験成功の為には人体実験を行う必要がある」と言ってきた為、リンダとマットはこれに強く反対しましたが、さらにそれに追い打ちをかけるかのように、セバスチャンから「これが長年の夢だった」と言われてしまうと、何も返す言葉が無かった2人でありました。
セバスチャンの透明化
自ら志願する形で実験台に上がったセバスチャンは3日間の透明化とその後の復元をチームに頼み、透明化してしまいます。そして、体に異変が現れ苦しんだ後に透明化したセバスチャンは、そのまま気絶します。
しばらくして目覚めたセバスチャンは、鏡の前で遊んでみたり体の感覚はあるけど自分の姿が見えない事に、不思議な魅力を感じ始め透明人間になった事を楽しんでおりました。ただ、鏡や肉眼では存在を確認する事が出来ないが体温は反応するので、チーム員達はサーモグラフを使ってセバスチャンの存在を確認する事になります。
そして、3日間交代制にしてセバスチャンを監視する事にしたのでした。
復元の失敗と無断で外出
実験から3日が経ち、チーム員達はゴリラの時と同じ処方でセバスチャンの復元に向け、作業に取り掛かります。ゴリラの時と同様、突如体に異変をきたし心肺停止するセバスチャン。そして、電気ショック。
すると、蘇生はしたのですが体が透明化されたままだったのです。人体実験に失敗し困惑するセバスチャンとチーム員達は他になす術なく、解決策が出るまではセバスチャンを透明人間のままにしておくしか方法がありませんでした。
そして、透明人間のままで次第にストレスと苛立ちが募ったセバスチャンは無断で外出してしまったのです。ここからセバスチャンによる悲劇が始まってしまうのでした。
無断での女性宅侵入、卑猥な行為、そして殺人。
セバスチャンの危険性を感じたリンダとマットがセバスチャンを幽閉した事により、彼の行動がさらにエスカレートしていきます。果たして、この物語はどのような結末を迎えてしまうのでしょうか( ゚Д゚)
※ケヴィン・ベーコン映画の前記事