※目次
こちらの映画は、イスラム過激派のテロを阻止すべくアメリカ合衆国CIAとイギリスMl5が協力して立ち向かっていくアクション映画となっております。
主演を務めるは、イギリスのロンドン在住であるCIA女性諜報員のアリス・ラシーン（ノオミ・ラパス）。共演には、彼女の直属の上司に当たるエリック・ラッシュ（マイケル・ダグラス）にCIAロンドン支部長のボブ・ハンター（ジョン・マルコヴィッチ）といった顔ぶれとなります。
ストーリーの発端は、現在ロンドンの地区センターに身を置いて移民の生活の相談や若者の更生に精を費やすアリスの元にCIAから１つの指令が下ります。それは、イスラム過激派の使者に対して尋問を行う事でしたが、そんな彼女に次々と災難が降りかかってくる事となるのです。
＜個人評価点＞
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星８
＜記事読了時間＞
約５分
※１部ネタバレ有り
イスラム教指導者のハリム
アリスは、ロンドンにある地区センターで移民の生活の相談や若者の更生に努めながらもイギリスの諜報機関であるMl5の上官エミリー（トニ・コレット）と協力し、イスラム過激派のテロに関する情報を集めておりました。
そして、CIAとMl5はロンドンのモロッコ料理店に潜むイスラム教指導者のハリムのテロ計画を入手し、テロリストのマーサーがハリムの指示の元でテロを実行する情報を掴み盗り、そのテロリストを捕縛します。
また、アリスは直属の上司に当たるエリックに「テロリストの尋問を担当してくれ」と頼まれますが、以前自分が担当していた２０１２年のパリで起きたテロ事件で２４名もの人命が失われた事をずっと心の中でトラウマとして残っており、この依頼を断ったのでした。
異変
一方、Ml5内部やCIA内部でも「テロリストの尋問は、アリスが適任である」とされ、CIAロンドン支部長のボブがアリスに接近を試みます。
そんな中、バスで職場に向かっていたアリスの元にCIAのサッターという男が現れ、テロリストの尋問を依頼してきます。アリスは、この依頼を渋々引き受けテロリストが軟禁されているホテルへと向かったのでした。そして、テロリストに尋問を行うアリス。
しばらくしてアリスの元に１本の電話がかかってきます。それは、CIAからの電話でした。「プライベートの電話」とサッターに告げトイレへと駆け込んだアリスは、電話の相手に「今、尋問中なのに何故電話をかけてくるの？」と問いかけると相手からは「そんなはずはない」と告げられます。「これは、何かが変だ」と異変に気付いたアリス。
エリックの家で
トイレから出たアリスは、サッターと会話中に近くにあったサングラスのレンズ越しで背後の男が銃を構えている事を知り、罠だと確信します。そして、軟禁されているテロリストと共謀してサッター達と銃撃戦を繰り広げ、何とかこのピンチを切り抜けましたがこの銃撃戦によってテロリストが死んでしまうのでした。
アリスは、そのままエリックの家へと逃げ込み彼に介抱されますが、サッターの息のかかった連中にその家にまで押し寄せられ、襲撃されてしまいます。腹に銃弾を受け自分は助からないと悟ったエリックは、アリスに亡き妻の使っていたアパートの部屋番号を伝えその場に留まろうとするアリスを強引に逃がし、再び頭に銃弾を受けて息絶えてしまうのでした。
悲しみにくれるアリスは、エリックが言い残していった部屋に向かいました。すると、偶然その部屋に泥棒が入っていたのです。アリスは、冷静に泥棒に銃を突きつけ縄でしばって泥棒を拘束します。その泥棒の名はジャック（オーランド・ブルーム）で、盗んだ物は特にありませんでした。
ジャックという謎の男
アリスは、まずCIAのボブに電話してエリックやテロリストが殺された事を伝えます。その後、ボブはMl5のエミリーに電話しアリスの居場所を突き止めますが、アリスの元にロンドン警察が押し寄せます。彼女を不審人物と見なしたロンドン警察は、麻酔銃でアリスを捕まえようとしますが、ジャックに邪魔されてしまうのでした。
ジャックに救われたアリスは、彼の強さと自分を助けた動機に不信感を抱きます。そんなジャックも元イギリス海兵隊出身でイラクに行った事があるといった自分の素性をアリスに伝え「君の仲間になりたい」とアリスに告げます。あまりに協力的なジャックに最初は協力を拒んでいたアリスでしたが、彼の熱意に負け味方にするのでした。
そして、イスラム教指導者のハリムがロンドンにあるモロッコ料理店に潜伏していると知ったアリスとジャックは、そこでハリムと接触しました。彼との会話で特にめぼしい情報は得られずに終わってしまいますが、エミリーからテロリストの集合場所を聞いてから事態が進展するのでした。しかし、２人がその集合場所に向かおうとした時にジャックが発した言葉に違和感を感じたアリス・・・。
その違和感とは、一体何なのか？ジャックは、本当に味方なのか？
この物語の黒幕は、やはりあの人でした。
気になる続きは、この先にあります。
