色んなアンサー

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大ヒット作「項羽と劉邦 Kings War」 第25・26・27話を斬る

※目次

 

義兄弟の誓い編・・・。

 

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第25話 偽りの敗戦

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※章邯
 

劉邦を軽視する項羽でしたが、ただ一人劉邦が持つカリスマ性を警戒する人物がおりました。その人物とは、白髪の軍師・范増でした。何故、劉邦の元に張良や蕭何(ショウカ)のような能臣であったり、樊噲(ハンカイ)や周勃(シュウボツ)のような豪傑が従っているのか?ひょっとしたら我々が知らない特別な何かを劉邦が持っているのではないか?と。

 

そこでまず范増は、離間の計を用いて張良を韓の国へと帰らせるように項梁に口添えして劉邦と引き離す事に成功します。また、劉邦の軍を独立させずに自軍へ取り込む為にも簡単に攻略出来る襄城(ジョウジョウ)を劉邦に攻略させて手柄を立てさせ、項羽の目に留まるように仕向けました。項羽に劉邦に対しての警戒心を植え付けさせるためでもありました。

 

しかし、范増の狙いを看破した劉邦は命じられた襄城攻めでわざと敗北したのでした。劉邦としても項羽とは友好関係を築きたい気持ちはありましたが、楚軍に吸収されたくなかったからです。

 

第26話 襄城での虐殺

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※晨曦
 

項羽から襄城での敗戦の原因を詰問された劉邦は「虎には虎の戦い方、山ネズミには山ネズミの戦い方があるように我々には我々の戦い方があります。今度は、我々の軍だけで襄城を攻めさせて下さい」と。さらに、勝利する事が出来たら楚軍に吸収されないという条件付きで再び襄城を攻める事となりました。横で何故かそれを黙認する范増。

 

2度目の襄城攻めを開始する劉邦軍。そこに突然、秦軍1万人が援軍として現れ劉邦軍は窮地に陥ってしまいます。実は范増も援軍が現れる事を知っておりました。必ず負けるであろうと予測したので劉邦が項羽に詰問されていた時に黙認していたのです。しかし、負けてしまったら吸収されてしまう劉邦軍は決死の兵となり、辛うじて勝利をもぎ取ったのでした。

 

視界に広がる両軍のおびただしい犠牲者。秦軍の投降兵5千人を捕虜にした劉邦は「自軍の損害も甚大なので捕虜を自軍に取り込むべし」と説く蕭何の提案を却下し、項羽に疑われない為にも捕虜5千人と戦利品をそのまま項羽に差し出します。すると、項羽は「楚軍の旗を見て投降しなかった秦兵は、皆殺しだ!」とし、鐘離眜(ショウリバツ)に命じて捕虜5千人を虐殺したのでした。

 

第27話 閉じ込められた姫君

 

項家と各諸侯の台頭で反乱軍鎮圧が混着し始めた秦の将軍・章邯(ショウカン)。それが原因で章邯に対しての宦官・趙高の讒言が宮中で飛び交います。そんな中、何としてでも愛する章邯を趙高から救いたい晨曦(シンギ)は、思い切った行動に出る事となります。

 

それは、宦官・趙高の誅殺でした。趙高の右腕で身の回りのお世話をしている宦官の崇信(スウシン)に近づいて趙高と離間させ、崇信を利用して趙高を誅殺する計画です。しかし、これはとてつもなく厳しい賭けでもありました。趙高の取り巻きが厳重である事や崇信の心境が読めず味方に付いてくれるのかすら分からない状況だからです。

 

そこで晨曦は、まず崇信との対面からを第一とし彼のお抱えの宦官に接触してその男を賄賂で買収し、崇信との間を取り持ってもらえるよう催促しました。そして、買収した男から自分の屋敷で崇信が会ってくれるという返事を貰い、その男の屋敷へと足を踏み入れた晨曦でしたが・・・。趙高から貰える褒美に目が眩んだその男によって牢に閉じ込められてしまうのでした。

 

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※楚漢戦争の前記事

 

大ヒット作「項羽と劉邦 Kings War」 第22・23・24話を斬る

※目次

 

乱世の始まり篇・・・。

 

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第22話 范増の策

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※張良(三国志では、魯粛役)
 

ある日、項羽が馬に乗って街を探索していると白髪の爺さんから突然、声を掛けられます。「お若いの。馬の乗り方もわからんのか?」と。対して項羽は「ご老人!いきなり何ですか?私は、急いでいるので貴方のお相手は出来ません」と言って突き放します。すると、その老人から「お主に天下統一の策を献じて差し上げよう」と言われます。しかし、項羽は老人の世迷言と受け取ってその場を去ったのでした。

 

そして、項羽は幕舎へと帰り叔父の項梁(コウリョウ))に「街で変な爺さんに会いました」と告げます。すると、項梁は「その老人は、かの有名な策士である范増(ハンゾウ)様に間違いない!ずっと探していたのだ!」と言い出し、弟の項伯(コウハク)と項羽を再度范増の元へと訪問させたのでした。

 

范増は、元々気難しい性格である為項羽のそっけない態度に当初は苛立ちを見せていたのですが、項伯の取り成しによって以後楚軍の軍師として仕える事となります。また、范増が出した最初の策は「陳勝と呉広が反乱に失敗したのは、大義名分が無い為民心を得られなかった。項梁将軍は、秦に滅ぼされた楚の将軍の子孫なのだから、楚王の子孫である懐王(カイオウ)を探し出して楚の新しい王として擁立すれば秦打倒の大義名分と民心が得られる」といった内容でした。

 

そして、早速范増の策を取り入れた項梁は、羊飼いで生計を立てていた懐王を探し出して彼を楚王に擁立して天下に号令し、秦打倒の大義名分と民心を得る事に成功し絶大なる権力を手にする事となるのです。しかし、その傍ら後の項羽の政敵とも言える宋義の姿もありました。

 

第23話 2つの出会い

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※韓信
 

項梁が楚王を擁立した頃、陳勝が死んだ事によってその後釜に座った景駒(ケイク)という男も楚王を勝手に自称しておりました。項家はもちろんそれを良しとせず、景駒討伐の軍を編成します。

 

一方その頃、城の留守を任せた副将の雍歯(ヨウシ)に突然裏切られた劉邦は、雍歯を討伐する為にも援軍の兵を借りに景駒の元へと向かっておりました。その道中でかつて始皇帝の暗殺に失敗し、その名を天下に馳せた韓の宰相の子孫・張良と彼が率いる義勇軍と偶然接触する事となります。後の劉邦の覇業を支える天才軍師・張良との出会いでした。そして劉邦と張良は意気投合し、行動を共にする事となるのです。

 

しかし、景駒の城には項羽軍の旗が既に立っていたのでした。迅速な項羽軍によって景駒はすでに殺されていたのです。この時、劉邦は初めて生涯の天敵となる項羽と顔を合わせる事となります。張良と項羽・・・。劉邦にとって運命的な2つの出会いがここにありました。

 

第24話 項梁軍に合流す

 

貴族育ちの項羽にとって劉邦はただのゴロツキ達の親分でしかありませんでした。そして、項羽は劉邦を見下して仲間達と共に馬の厩舎に駐屯するように命じました。劉邦達にとっては耐えられない屈辱です。

 

当然の如く盧綰(ロワン)や樊噲(ハンカイ)らを中心に不満が爆発してしまいます。しかし、劉邦は「力がない我らは、ここで耐え凌ぐしかない。項羽に好感を抱いてもらえるように日々の行動を慎まなければならない」と皆に諭しました。さらに「今は、強大な力を持ち義侠心にも厚い項梁の元で落ち着けば安心である」とし、項梁軍に合流する事を決断します。

 

しかし、現実は甘くありませんでした。建前では項梁に歓迎されるも元々農民集団を主体とする劉邦軍を戦力として見ていない項梁にとって劉邦などどうでも良い存在だったのです。また、項羽の方針によって劉邦軍は常に先鋒を担当する位置付けにされてしまい、捨て石同然の扱いになってしまったのでした。

 

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※楚漢戦争の前記事

 

大ヒット作「項羽と劉邦 Kings War」 第19・20・21話を斬る

※目次

 

乱世の始まり篇・・・。

 

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第19話 章邯出撃

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※范増
 

各地で反乱軍の勝利が相次ぐ事によって秦の都・咸陽(かんよう)も危うくなってきました。今まで朝廷内で好き勝手してきた宦官の趙高(ちょうこう)でさえも他人事では済まされない状況となってきます。そこで趙高は、大臣達を集め「反乱軍を抑える優秀な将軍は、もはや秦にはおらぬのか?」と尋ねました。

 

すると、大臣の1人がある者を推挙しました。かつて始皇帝の新鋭隊長を務めた秦の名将・章邯です。しかし、性根の腐った趙高はもし章邯が反乱軍を鎮圧出来たとしたら自身の功績を上回る可能性が生じて立場が危うくなってしまうと考え、この推挙を取り下げたのでした。

 

そしてここで動いたのが趙高に殺された始皇帝の太子・扶蘇(ふそ)の娘・晨曦(しんぎ)でした。彼女は、以前章邯に窮地を助けられた時から章邯に想いを寄せ、いつか恩返しがしたいと切に願っていたのです。その後、晨曦の取り計らいによって趙高は章邯を大将軍に任命し、反乱軍の討伐に向かわせたのでした。

 

第20話 晨曦の想い

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※虞子期
 

章邯は、早速趙高に提案しました。度重なる敗戦で秦に残された兵数が少ないので「罪を犯した囚人10万人に手柄を立てれば解放すると約束して自軍の兵士に編入し、辺境にいる秦兵10万人も討伐軍に加えたい」と。これを聞いた囚人10万人は歓喜し、やがて恐ろしい戦闘集団へと変貌し、章邯の破竹の快進撃がここに始まるのでした。

 

章邯は、瞬く間に反乱軍を蹴散らして行きます。元来から武一辺倒だった彼は、まるで戦を楽しんでいるかのようでした。そして、章邯はついに反乱軍の首謀者である陳勝・呉広を追い詰め、それらを死に追いやって天下にその名を轟かせます。しかし、そんな章邯を妬む者が1人おりました。それは、趙高です。彼は、何かと章邯に嫌がらせを行い挙句の果てには司馬欣(しばきん)と董翳(とうえい)の二将軍を章邯の元へと派遣し、いつでも左遷出来るように章邯の動向を監視させたのでした。

 

そんな実情を知る晨曦は、愛する章邯の行く末が不安でなりません。また、せっかく再会が叶ったにも関わらず二人は、宮中と戦場とで引き裂かれてしまいます。いつ章邯と再び会えるのかも分かりません。もしかしたら二度と会えないかも。只々、晨曦は章邯への想いと趙高への憎しみを募らせるばかりでした。

 

第21話 沛県を守れ

 

一方、沛国の県令を殺した事によって劉邦は反乱軍の一味であると秦に判断され、激しい攻撃を受けておりました。また、劉邦軍は旗揚げしたばかりでその兵数は2、3千といった所でしかも全て農民兵十分に訓練された秦の兵とまともに戦っても分が悪いだけでした。

 

ところが劉邦麾下の武将である盧綰(ロワン)や樊噲(ハンカイ)らを中心に激しく抵抗し、秦軍相手に1歩も譲りませんでした。しかし、度重なる戦闘で死んでしまった兵士や自軍の食糧の少なさ、そして自力で勝る秦軍にいつまでも抵抗し続ける事は不可能です。

 

そこで副将の雍歯(ヨウシ)が奇襲作戦を思い付き、大将の劉邦に伝えず自ら討って出ました。まさか秦軍がこの状況で奇襲はしてこまいと考えたからです。これが功を奏して突然の奇襲に驚いた秦軍は慌てふためき敵前逃亡を行い、見事秦軍を撃退する事に成功したのでした。

 

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※楚漢戦争の前記事