※目次
こちらの映画は、「ユニバーサル・ソルジャー」で一躍脚光を浴びたジャン・クロード・ヴァンダムとドルフ・ラングレンの2大アクションスターが共演する作品となっております。
物語の舞台となるのは、ブラック・サイトと呼ばれる「極秘の潜水艦収容所」でした。
果たして、2人は今作でどのようなアクションを我々に魅せてくれるのでしょうか?厳重に監視され、武装された潜水艦内で今、熱い火蓋が切って落とされる・・・。
<個人評価点>
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星6
<記事読了時間>
約5分
※1部ネタバレ有り
目覚めた先が独房
暗闇の中、1人の男性が目覚めました。彼の名は、ウィーラー(ジャン・クロード・ヴァンダム)。ウィーラーは、辺りを見渡すとどうやら何かの独房施設に閉じ込められてしまった事に気付きます。
彼は、直前まで意識を失っていたので何故、自分がこの場所にいるのかが分かりませんでした。そして彼は、独房の扉を叩き「ここから出してくれ」と叫んだのでした。
すると、隣の独房から声が聞こえてきます。「ようやく目覚めたか。何かしでかしたのか?」と。声の主はマルコ(ドルフ・ラングレン」という男で彼が一体何者なのかは、ウィーラーに知る由もありませんでした。そして、彼との会話で冷静に戻ったウィーラーは、自分の近況の記憶を辿ったのでした。
CIAから追われるウィーラー
自分の記憶を辿ったウィーラー。彼は、CIAからの極秘情報の1つである鍵を盗み、自宅に帰って恋人のバラード(コートニー・ターク)と夜を過ごします。彼女もウィーラーが盗んだ鍵に直結するメモリーカードを持っておりました。
その後、CIAから追われるウィーラーとバラードは共に夜を過ごした自宅をCIAの息のかかった部隊に急襲されてしまいます。ウィーラーは、バラードを先に逃がして自分も持ち前の戦闘能力で、この危機から脱する事に成功します。
しかし、バラードと落ち合った場所で再び急襲されたウィーラー。そこで、敵から銃撃を喰らったバラードが死んでしまいます。バラードを失ったウィーラーは、再び危機を脱します。そして、仕事の依頼主に助けを求め待ち合わせに選んだ場所でその依頼主が殺害され、ウィーラーもCIAの部隊に捕縛されてしまいます。
その部隊を指揮していたのが、上官のフェリスとローズ(アル・サピエンザ)という男でした。
ブラック・サイト
フェリスとローズに捕縛されたウィーラーは、そのまま睡眠薬を首に打たれ、気絶してまいます。ウィーラーからCIA極秘情報の在りかを吐かせたい2人は、彼をブラック・サイトと呼ばれる極秘の潜水艦収容所で監禁し、拷問に掛ける事を決断します。
潜水艦内は、上層部の指令室(CIA関係の船員)と下層部の収容所(キングスリーと呼ばれる刑務官グループ)とに分かれておりました。また、キングスリー内にはライアン(アーロン・オコンネル)という男性とテイラー(ジャスミン・ウォルツ)という女性がいてこの2人が、ウィーラーの監守を務める事となります。
そして、ここから現実へと戻ります。
拷問にかけて何とか吐かせようとするフェリスとウィーラーは厳しい訓練を受けた屈強の戦士で拷問には絶対に屈しないとするローズとの間で、温度差があったのですが・・・。
ローズがフェリスを殺害
フェリスとローズの間に亀裂が走ります。フェリスがウィラーを拷問にかけた時、テイラーに「これも勉強の為」と言い、ウィーラーが拷問される様を目に焼き付けさせようとしますが、テイラーは余りの恐怖に部屋を抜け出してしまいます。
また、ローズの忠告通りウィーラーがフェリスの拷問に屈さなかった為、根負けしたフェリスがローズとバトンタッチするのですが、この時事件が起きてしまいます。ローズがウィーラーと会話した後に、いきなり銃でフェリスを殺害したのです。
その後、ローズは報酬と引き換えにキングスリーを傘下に加えますが、ウィーラーに説得されたライアンとテイラーは、ウィーラーと行動を共にする事となります。しかし、数で勝るローズ達によってライアンが殺されてしまいます。
絶対絶命となったウィーラーとテイラーは、仲間を増やす為に独房で閉じ込められていたある男の元へと向かいます。その男がマルコでした( ゚Д゚)