色んなアンサー

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映画「エア・ストライク」の紹介

※目次

 

こちらの映画は、日中戦争を舞台とした中国の戦争映画となっております。しかし、実際観てみると我々日本人にとってあまり良い印象を受ける映画だとは、思えませんでした。

 

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<個人評価点>

満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星2

<記事読了時間>

約3分 

 

※1部ネタバレ有り

 

その理由としては・・・

 

所々に中国側の思惑が見え隠れするからです。例えば、当時の日本軍が誇っていたゼロ戦(戦闘機)の性能の良さに敗北を重ねる中国軍なのですが、そのゼロ戦から攻撃を受けた中国民間人に対しての惨状の描写が目立ち過ぎます。とくに、何も罪のない子供達が殺されるシーン等は、観ててまるで「我々中国人が日本人からこれだけの酷い仕打ちを受けていたんだ!」世界に映画を通してアピールしてるのかなと思えるくらいでした。

 

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確かに、酷い事をした歴史は消えて無くならないですが、何もこうやって過去をぶり返さないでもと思いました。また、映画にハリウッドの大スターであるブルース・ウィリス(在中アメリカ軍大佐役)も出演しているのですが、現代の冷え切った米中関係の友好の懸け橋に使われているような印象を受けました。

 

米中が協力して憎き日本軍を倒すという一貫性であったり、所々でアメリカ人と中国人の絆を深めるシーンが存在した事であったりです。当時の日本は、アメリカと敵対していましたし、そうなっても仕方ない部分はただあると思われますが・・・。でも、これってどうなんでしょう?「そんなに日本人が憎いのか?」「映画を通して日本の評判を落としたいのか?」って。

 

いきなりの恋愛に発展

 

もう笑えてしまうくらいカップルが誕生します。1人の中国軍兵士A(男)と1人の新聞記者(女)、1人の中国軍兵士B(男)と物資をトラックで輸送している道中で出会った4人の子連れの(女)です。

 

「え?それだけで恋愛に発展したの?何でそうなるの?」って観てて思わずツッコミたくなります。ちなみに、ケガをした中国軍兵士Aをたまたま医療知識のあった女新聞記者が治療しただけです。中国軍兵士Bの方も道中で4人の子供と共にその女も乗せてトラックでゼロ戦の攻撃から逃げ延びるだけでした。一緒に居た時間は長いとは言えず、これだけでいきなりの恋愛に発展してしまいます。

 

2つのカップル共に美男美女ですので顔だけで好きになったんじゃないかなと思えるくらいでした。

 

日本のイメージを悪くする

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教会に逃げ込んだ中国人の子供達がゼロ戦に攻撃されて焼け死んでいくシーン、生き埋めになったおびただしい数の中国人、空襲によって焼け爛れていく中国・重慶(チョンチン)の街並み、日本人によって中国人の親と子供が切り離されてしまった数々のシーン等、これでもかと言わんばかりの描写の連発でした。これでは、日本のイメージが悪くなってしまうのではないかと思えるくらいです。

 

歴史は繰り返してはならないと思いますが、この内容ではまるで「日本人だけが悪いんだ!」と世界に思われてしまいそうです。

 

以上となります。

 

日本人としては映画を観て複雑な感情を抱く事必死ですが、このような映画もあるんだなと広い心でご覧になってみてください( ゚Д゚)

 

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