色んなアンサー

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大ヒット作「項羽と劉邦 Kings War」 第19・20・21話を斬る

※目次

 

乱世の始まり篇・・・。

 

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第19話 章邯出撃

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※范増
 

各地で反乱軍の勝利が相次ぐ事によって秦の都・咸陽(かんよう)も危うくなってきました。今まで朝廷内で好き勝手してきた宦官の趙高(ちょうこう)でさえも他人事では済まされない状況となってきます。そこで趙高は、大臣達を集め「反乱軍を抑える優秀な将軍は、もはや秦にはおらぬのか?」と尋ねました。

 

すると、大臣の1人がある者を推挙しました。かつて始皇帝の新鋭隊長を務めた秦の名将・章邯です。しかし、性根の腐った趙高はもし章邯が反乱軍を鎮圧出来たとしたら自身の功績を上回る可能性が生じて立場が危うくなってしまうと考え、この推挙を取り下げたのでした。

 

そしてここで動いたのが趙高に殺された始皇帝の太子・扶蘇(ふそ)の娘・晨曦(しんぎ)でした。彼女は、以前章邯に窮地を助けられた時から章邯に想いを寄せ、いつか恩返しがしたいと切に願っていたのです。その後、晨曦の取り計らいによって趙高は章邯を大将軍に任命し、反乱軍の討伐に向かわせたのでした。

 

第20話 晨曦の想い

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※虞子期
 

章邯は、早速趙高に提案しました。度重なる敗戦で秦に残された兵数が少ないので「罪を犯した囚人10万人に手柄を立てれば解放すると約束して自軍の兵士に編入し、辺境にいる秦兵10万人も討伐軍に加えたい」と。これを聞いた囚人10万人は歓喜し、やがて恐ろしい戦闘集団へと変貌し、章邯の破竹の快進撃がここに始まるのでした。

 

章邯は、瞬く間に反乱軍を蹴散らして行きます。元来から武一辺倒だった彼は、まるで戦を楽しんでいるかのようでした。そして、章邯はついに反乱軍の首謀者である陳勝・呉広を追い詰め、それらを死に追いやって天下にその名を轟かせます。しかし、そんな章邯を妬む者が1人おりました。それは、趙高です。彼は、何かと章邯に嫌がらせを行い挙句の果てには司馬欣(しばきん)と董翳(とうえい)の二将軍を章邯の元へと派遣し、いつでも左遷出来るように章邯の動向を監視させたのでした。

 

そんな実情を知る晨曦は、愛する章邯の行く末が不安でなりません。また、せっかく再会が叶ったにも関わらず二人は、宮中と戦場とで引き裂かれてしまいます。いつ章邯と再び会えるのかも分かりません。もしかしたら二度と会えないかも。只々、晨曦は章邯への想いと趙高への憎しみを募らせるばかりでした。

 

第21話 沛県を守れ

 

一方、沛国の県令を殺した事によって劉邦は反乱軍の一味であると秦に判断され、激しい攻撃を受けておりました。また、劉邦軍は旗揚げしたばかりでその兵数は2、3千といった所でしかも全て農民兵十分に訓練された秦の兵とまともに戦っても分が悪いだけでした。

 

ところが劉邦麾下の武将である盧綰(ロワン)や樊噲(ハンカイ)らを中心に激しく抵抗し、秦軍相手に1歩も譲りませんでした。しかし、度重なる戦闘で死んでしまった兵士や自軍の食糧の少なさ、そして自力で勝る秦軍にいつまでも抵抗し続ける事は不可能です。

 

そこで副将の雍歯(ヨウシ)が奇襲作戦を思い付き、大将の劉邦に伝えず自ら討って出ました。まさか秦軍がこの状況で奇襲はしてこまいと考えたからです。これが功を奏して突然の奇襲に驚いた秦軍は慌てふためき敵前逃亡を行い、見事秦軍を撃退する事に成功したのでした。

 

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※楚漢戦争の前記事