※目次
男なら誰もが1度は観た事があるジャッキー・チェン映画の中でも、指折りの代表作とも言える映画となります。特にこの映画の最大の見どころといえばジャッキー・チェンの酔拳とラスボスであるロー・ワイコンの華麗なる足技でしょう。
観よ!この華麗な足技を!
当時、中学生であった私はロー・ワイコンの繰り出す華麗な足技に魅了された程です。中にはそのあまりのカッコ良さにロー・ワイコンの足技の真似をした人が多発したとか。もし貴方が男性であれば、1度は観るべき映画だと言っても過言ではありません。是非、ロー・ワイコンの足技を練習してみて下さい( ゚Д゚)
<個人評価点>
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星8
<記事読了時間>
約4分
※1部ネタバレ有り
時代は清朝末期
巷で有名な病院の1人息子として育ったウォン・フェイフォン(ジャッキー・チェン)は、父ケイイン(ティ・ロン)の厳しい修行を乗り越え、酒を飲んだら痛みも感じず力も増してしまう「酔拳」を会得します。
ある日フェイフォンは、父とその付き人であるツォウ(チャン・チーコン)と共に薬の原料となる朝鮮人参の買い付けに列車に乗って出かけます。しかしその朝鮮人参が高額な税金を擁し、途中で税関を通らなければ帰宅する事が出来ず、フェイフォンはそこで税金逃れを画策し、近くにいた英国領事にわざとぶつかり朝鮮人参を英国領事のカバンに入れてしまうのです。
税関を突破したフェイフォンが、朝鮮人参を取りに行こうとした時、カバンを盗もうとしている泥棒と出くわした為、撃退しようと試みますが、相手が強すぎて返り討ちにあってしまいます。その後、カバンの中を確認すると国宝である「玉璽」が入っており、泥棒がカバンを勘違いして持っていったのでした。
禁断の酔拳と悪党の襲来
帰宅したフェイフォンは、そのまま母であるリン(アニタ・ムイ)に客に売る為に買い付けた朝鮮人参を無くした事と玉璽を手に入れてしまった事を説明します。そして、運悪く客がすぐに朝鮮人参を求めて来店してしまった為、近くにあった父の大事な盆栽の根をむしり取って、朝鮮人参だとその場をごまかすのでした。
客にいち早く朝鮮人参を渡す必要がある為、リンは自分のネックレスをフェイフォンに渡し、それを売ったお金で朝鮮人参を購入しようとしたが、玉璽を取り戻そうとフェイフォンの後をつけてきた英国領事館の悪党共に襲われてしまい、そこでフェイフォンと悪党とのバトルが始まってしまいます。
敵が強くこのままでは勝機を見出せないと悟ったリンは、フェイフォンに「禁断の酔拳」を使え!と指示します。酔拳は酒によって見境がなくなり、危険な技なので使うなと普段から父に戒めを受けていたフェイフォンは、1度は戸惑いますが母が「父には内緒にする」という事で、父の掟を破ってしまうのでした。
父からの勘当宣告
酒を飲んだフェイフォンは、無敵となって悪党共を一蹴しますが騒ぎを聞いて駆けつけてきた父によって、バトルは制止されこっぴどく叱られてしまい、挙句の果てには盆栽の根を渡された客からのクレームにより、全てを知った父によって勘当されてしまいます。
父に勘当されグレてしまったフェイフォンは、酒場でやけ酒をします。そこに、悪党共のボスであるジョン(ロー・ワイコン)が部下をやられた挨拶周りと酔拳の見物を目当てに突如フェイフォンに襲いかかりますが、泥酔してしまったフェイフォンはジョンに手も足も出ずボコボコにされ、裸状態で晒し者にされてしまいます。
父との和解と列車で遭遇した泥棒の来訪
街で晒し者にされたフェイフォンを引き取った父は親としての本音を打ち明けフェイフォンと和解する事になります。そこに泥棒フク・マンケイ(ラウ・カーリョン)が玉璽を取り戻そうと訪問してくるのです。
国宝である玉璽を国外で売却し、荒稼ぎしようと画策する悪党共から守る為に返して欲しいとマンケイから説明を受けたフェイフォンは、これに同意し玉璽をマンケイに返却するのでした。
しかし、玉璽強奪を目論む悪党共にマンケイは射殺されてしまい、その玉璽も悪党共の手に渡ってしまいます。玉璽が渡った先が、悪党共の巣窟である「英国大使館」と知ったフェイフォンは、単身で乗り込みマンケイの仇と玉璽の奪い返しに行くのであります。
果たしてフェイフォンは、無事帰還する事が出来るのか?
続きは観てのお楽しみとします。ちなみに、観られる際は音声を日本語で聴かれた方が、カンフーの世界を存分に楽しめると思いますよ。それと、2とは言えど1からストーリーが繋がっているわけではないので、2から観ても2だけ観ても全然面白いと思います( ゚Д゚)
ジャッキー・チェンの主な代表作
スパルタンX
ポリス・ストーリーシリーズ
プロジェクトシリーズ
ラッシュアワー
新宿インシデント 等