※目次
こちらの映画は、大ヒットシリーズである映画「ターミネーター」においてずっとファンが待望していたジェームズ・キャメロン氏が制作したアクション作品となっております。さらに、サラ・コナー役として超有名なリンダ・ハミルトンが出演した事でも話題となりました。
果たして「ターミネーター2」以降のコラボとなるジェームズ・キャメロン&リンダ・ハミルトン・・・そしてシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーは、我々に再びどんな興奮と夢を与えてくれるのか⁉
それでは早速、映画の見どころをメインにして紹介していきたいと思います。
<個人評価点>
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星6
<記事読了時間>
約4分
※ネタバレあり
ターミネーター1を彷彿とさせる
映画「ターミネーターシリーズ」と言えば、毎度の事ながら未来から敵役である人間型殺戮兵器ターミネーターが特定の人物を殺害するために現代の世界に送り込まれてくると同時にその特定の人物をターミネーターから守るために送られてくる味方(人間もしくはシュワちゃん)との計2体に分かれるわけですが、今回もそこは同じです。
ただ、敵役がRev-9と呼ばれる最新型のターミネーターが現代に送りこまれてきたのに対し、味方は人間(強化はされているが)の女性戦士・グレース(マッケンジー・デイヴィス)であったという部分である事を思い起こさせられました。
それは、ターミネーター1でサラ・コナーを救出するために未来から送らてきた男性戦士カイル・リース(ジョン・コナーの父)の存在です。当時は、人間対ターミネーターといった絶望感がありましたよね。今作もそこまでとはいきませんでしたが、物語序盤なんかはそれを彷彿とさせる緊迫した内容で幾つか構成されており、ドキドキして楽しかったのは間違いないです。さすがは、ジェームズ・キャメロンと思ったくらいでしたね(笑)あくまで序盤はですがね・・・。
新たな世界
今作は、ぶっちゃけリンダ・ハミルトンもシュワちゃんも完全なる脇役でしかありません。
結局、ジョン・コナーはターミネーター2が終わった後に送り込まれてきた新たなターミネーター(実は、今作のシュワちゃん)によってすでに殺されており、コナー親子を散々に苦しめた未来のスカイネットなる組織も存在しません。そこで新たな災厄として誕生したのが「リージョン」という名の組織。
こちらの映画は2020年の主にメキシコを舞台としているのですが、今回で新たにターゲットとなったのがダニー(ナタリア・レイエス)という自動車工場勤務の普通の女性でした。そう。この彼女が約20年後の2042年にてレジスタンスチームを率いてリージョンと革命戦争を行っていた張本人だったのです。ちなみに、グレースは未来におけるダニーの部下でした。ここらへんもターミネーター1におけるジョン・コナーとカイル・リースとの関係にどことなく似ている感じがします。
ジェームズ・キャメロンらしい部分
彼の作品は、毎度のように身内が殺害されてしまいます。
ターミネーター1では、サラ・コナーの友人と叔母、ターミネーター2では、ジョン・コナーの叔父と叔母でした。
そして、今作もダニーの父と弟がRev-9によって殺されてしまうのです。現実で起きたら辛くてどうしようもないところがどこかリアルに恐怖を感じてしまい、ジェームズ・キャメロンらしい生々しい演出が冴えわたった部分でもありますよね。
ターミネーターに家族⁉
上記でもあるように序盤は、とても楽しかった・・・。
しかし・・・。
残念ながら物語は、中盤以降からずっと盛り上がる部分がありませんでした。あくまで私はですが。極めつけはシュワちゃんに妻と子供がいたのです。どうやら、ジョン・コナー殺害という目的を完遂して役目を終えたシュワちゃんは、やることがなくなって人間について勉強しまくったそうです(笑)挙句の果てには、勉強して始めて子供を殺されたサラ・コナーの気持ちが理解出来たようです(笑)
と、それよりもシュワちゃんがSEXするの⁉
結局、それに関して作中で触れる事はありませんでしたがおそらく奥さんの連れ子かなんかであろうと勝手に予想しました。ぶっちゃけそんな事などどうでも良いです。ただ単に私は冷めましたとだけ伝えておきます。
以上となります。
最後まで御覧頂き、とても感謝しております<(_ _)>
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