※目次
こちらの映画は、みなさんご存知ハリウッドを代表する2大スターのシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーがダブル主演を務める作品となっております。
2人は、エクスペンダブルズシリーズでも共演しているように大の仲良しとしても知られております。そんな2人によるこちらの映画の内容は、難攻不落とされる刑務所を脱獄するというモノで普段映画でイメージするアクション・サスペンス・恋愛系とは一味違う印象を受けると思います。
果たして、何故2人は刑務所の中にいるのか?脱出をする映画とは、一体何なのか?
余談ですが、最後にちょっとしたどんでん返しみたいなのがあります。是非、ご覧になってみて下さい( ゚Д゚)
<個人評価点>
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星8
<記事読了時間>
約4分
※1部ネタバレ有り
脱獄のプロ・ブレスリン
物語は、いきなり刑務所の中から始まり牢に閉じ込められているレイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)。彼は、一体何を犯して刑務所に収監されているのか?実は、彼は罪など犯しておらず重犯罪を犯した犯人が収監される刑務所内において、脱獄が出来るかどうかを検証するB&Cコンサルティングという民間警備会社に勤めている人間だったのです。
ブレスリンは、これまでに14施設以上の刑務所に仮の受刑者として収監され、ことごとく脱獄を成功させてきた事から通称「脱獄のプロ」として呼ばれておりました。
そして、今回も施設内にある消防車車庫に警備が行き届いていない事と刑務官のルーチンがパターン化している事を突いて、脱出に成功してしまうのでした。
ジェシカからの依頼
今回も脱獄に成功しドヤ顔でいたブレスリンの元に1人の女性が新たな依頼を申し入れに来ました。彼女の名はジェシカ(カトリーナ・バルフ)といい、CIAの弁護士を務めている女性でした。
内容は政府が非公式で進めている秘密の刑務所に潜入し、所内の調査を依頼するモノでした。会社の同僚である白人女性のアビゲイルと黒人男性のハッシュは「情報の無いモノを引き受ける必要がない」とブレスリンを引き止めますが、ブレスリンはこの依頼を引き受ける事にします。
同じく会社の社長であるクラークもジェシカから予定の報酬金額の倍額を提示されたので、これを引き受ける事となります。ブレスリンは「アンソニー・ポルトス」という名で仮の受刑者として設定され、罪状はヨーロッパの各地でテロに使用された爆弾や武器を製造した事でした。
通称「墓場」と呼ばれる難攻不落の刑務所
アビゲイルとハッシュによって事前に居場所が特定出来るチップを腕に埋め込まれたブレスリンは、その後ジェシカの指示通りニューオーリンズの指定場所で待ちます。しかし、突如目の前に現れたワゴン車の中から出てきた人間にスタンガンを打たれ拉致されてしまうのでした。
拉致者達は、すぐさまブレスリンの腕に埋め込まれたチップを抜き取り、ブレスリンに注射器で睡眠薬を注入します。また、外部との連絡を遮断されたブレスリンは途中で目覚めますが、その時ヘリコプターから人が落とされる光景を目にしてしまいます。それを不審に思ったブレスリンでしたが、目覚めに気付いた拉致者達に再び睡眠薬を注入されてしまいます。
そして、次に目覚めた時は牢獄の中でした、その牢獄を見渡すと各牢が全て立体で出来ており、おまけにシースルーで透けているので、各囚人達が一望出来てしまう作りでした。また刑務官も全てマスクをしており、部屋にはミラーボールのような監視カメラが張り巡らされていたので、隙が全く見当たらない内容だったのです。
聞けばその牢獄は、通称「墓場」と呼ばれる難攻不落の刑務所であると・・・。
エミル・ロットマイヤーという謎の男
「これは何かがおかしい」と感じたブレスリンは、刑務所所長のホブス(ジム・カヴィーゼル)に事前にジェシカから聞かされていた緊急回避コードを伝えますが、無視されてしまいます。ブレスリンははめられてしまったのでした。
なんとか脱出方法を試行錯誤するブレスリンの元へある男が慣れ慣れしく接してきます。その男の名はエミル・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)といい、世界で暗躍するマンハイムという男の側近でした。彼は、ブレスリンに「何かあれば協力する」とひつこく付きまとい、いきなり親切に接してくるロットマイヤーをブレスリンは最初は疑います。ただ、脱出するには「協力者」が必要であった為ブレスリンはある事をロットマイヤーに依頼します。
「わざと喧嘩して懲罰隔離房へ行かせてくれ」と。
ロットマイヤーは、この依頼を受けブレスリンとわざと喧嘩をして2人は「懲罰隔離房」へと移送されてしまいます。その隔離房とは、金属で作られた立体型の部屋でしばらくしたら強烈な閃光が収監者達を襲うといった過酷な環境だったのです。そして、2人は強烈な閃光を受け脱水症状になってしまったのでした。
何故、ブレスリンは「懲罰隔離房」へと行きたかったのか?その理由は観てのお楽しみとします( ゚Д゚)
シルベスター・スタローンの主な代表作
ロッキーシリーズ
ランボーシリーズ
クリフハンガー
暗殺者
エクスペンダブルズシリーズ 等