※目次
三国志スリーキングダム・・・いやぁ、何度見ても飽きないし面白いですよね。
※左が田豊、右が許攸
何が飽きなくて面白いのかは人それぞれだと思われますが、私がこのドラマで一番惹かれた内容として上げるならば「三国志演義と正史との違い」と「人それぞれの個性」ですかね。とにかく色んな人でいっぱいで見てて飽きません(笑)その中でもかなり興味を持った人間達を紹介していきたいと思います。
許攸
このドラマでは、袁紹軍随一の智謀を誇ります。※そもそも沮授が登場しませんので。
言うならば田豊の1部、沮授、逢紀、そして許攸が合わさった感じですね。
どういう事かというと・・・長安から逃れてきた漢の献帝を迎えるべきだと袁紹に進言しますが、本来は沮授が発言した内容である。曹操が劉備の徐州を攻めている隙に曹操の本拠地である許都を攻めるべしと進言したのは、本来ならば田豊である。袁紹に讒言して田豊を死に追いやったのは、本来ならば逢紀であるといったところです。
ドラマにも取り上げられてはおりますが、許攸の見せ場は曹操に降伏し袁紹軍の兵糧庫である烏巣の存在をチクって奇襲させたのと烏巣を襲撃し大勝利を収めた曹操に対して自分の功績を鼻にかけたくらいなモノです。
田豊
本来ならば後世で「田豊・沮授は、漢の張良・陳平に匹敵する」と例えられ、あの曹操ですら警戒していた程の逸材でした。
しかし、このドラマの田豊はどこか二流軍師に見えて仕方がない。
というのは、田豊の史実通りの進言として「曹操との直接対決を避け、持久戦に持ち込むべし」と袁紹に進言した場面でしかなかったからです。後は、味方の士気が下がるから袁紹に投獄されたところもでしょうか。
良いところはすべて許攸に持ってかれてしまっている可哀そうな田豊でした。史実では田豊が袁紹によって投獄された事を知った曹操は、自分の勝ちを確信したそうです。
郭図
この人だけは、ある程度史実通りであったのではないかと思われます。
官途の戦いにおいて袁紹の敗北フラグを打ち立てた張本人でもある郭図。しかし、作中では曹操に襲撃された烏巣に救援に行かず曹操の本陣に攻め込むと決めたのは、郭図ではなく袁紹本人でした。また、張郃と高覧を糾弾し2人を追いつめ曹操に投降させてしまったシーンもありません。
でもダメダメ軍師っぷりが全開だったのは、間違いないです(笑)
今回は、以上となります。
最後まで御覧頂き、とても感謝しております<(_ _)>