※目次
世界的大ヒットアニメ「ドラゴンボール」の中で、感動の名シーンを紹介していきたいと思います。
まずは「サイヤ人編」の名シーンから・・・。
一応念のため、ドラゴンボールを知らない人がおられるかもしれないので、その名シーンに行きつくまでの内容を簡単に解説していきます。
ベジータとナッパが地球に降り立つ
孫悟空とピッコロが共闘して倒した悟空の実兄であるサイヤ人のラディッツ。そして、ラディッツとの死闘で孫悟空も死んでしまいます。また、ラディッツが死ぬ目際に「一年後、自分よりもさらに強い2人が、俺の仇を討つ為にこの地球へやってくる」と言い残し、死んでいくのでした。
そして、迎えた1年後・・・。
ラディッツの言っていた通り、ベジータとナッパが地球に降り立つ事となります。「気」というモノで相手の力量と居場所を特定する事が出来る地球の戦士達(ピッコロ・クリリン・ヤムチャ・天津飯・餃子)と悟空の息子・ご飯は、その凄まじい戦闘力に怖気づきますが、彼等との戦いは避けては通れない事と分かっていたので、人がいない安全な地へと移動しその場所でベジータとナッパを迎え撃つ事にしました。
界王の元で修行する孫悟空
ちょうどその頃、一番の頼みの綱である孫悟空はあの世の界王の元で修行している最中でした。ベジータとナッパが地球に来るまでの1年間、来たる戦いに備え地球の神様の元で修行したクリリン達と独自の修行に励んでいたピッコロとご飯は、1年前に比べると見違える程に力を付けますが、そんな彼らでもあっさりと凌駕されてしまう程、ベジータとナッパの戦闘力は強大でありました。
おまけに頼みの綱である孫悟空が不在である為、彼等と戦って勝てる見込みは0に等しく、地球の戦士達にとって絶望な戦いがここから始まってしまうのでした。
次々と死んでいく地球の戦士達
そして、迎えた決戦の時・・・。
ベジータとナッパは「気」で敵の力量を測る能力が無かった為、片目に付けている「スカウター」という機械で地球の戦士達の能力を測ります。そして、出た言葉が「ゴミ共」でした。また、彼らはラディッツの事を「弱虫ラディッツ」と罵り、生き返す気持ち等全くない冷酷非道な悪漢達だったのです。
そして、いきなり栽培マンと呼ばれる変な生き物を召喚し始めます。最初の犠牲者となったのはヤムチャでした。栽培マンは、それほど強くありませんでしたが「自爆」が出来る特殊能力を持っていて、その自爆でヤムチャが死んでしまうのでした。
ここからナッパとの「悪夢」とも思える地獄の死闘が始まってしまいます。
2番目の犠牲者は、餃子。ナッパと戦って勝ち目がない為「自爆」で道連れにしてしまおうと餃子は考え、ナッパの背中に張り付きここで名言「さようなら・・・天さん・・・」と。しかし、無情にもナッパにはダメージを与える事が出来ず、無駄死に終わってしまうのでした。
そして、3番目の犠牲者は餃子と兄弟分の天津飯でした。ナッパに片腕をちぎられ瀕死状態となった天津飯は、餃子の仇を討つ為最後の力を振り絞って必殺技の「気功砲」をナッパに放ちますが、この技も「脅かしやがって(笑)」とナッパに言われノーダメージに終わってしまい「無念」と吐き捨て天津飯は力尽きてしまうのでした。
まさしくここまでは「地獄絵図」のようでした。圧倒的な強さを誇るハゲの悪漢ナッパ!
そして、迎えた名シーン
残ったのは、ピッコロ・クリリン・ご飯だけとなります。しかし、空が暗くなり神龍で孫悟空が蘇った事を直感した3人はわずかな希望で満ち溢れます。また「悟空が生き返ったぞ!」と言っていた地球人同士の会話を盗み聞きしていたベジータは「カカロット(悟空)が生き返っただと!」と驚き、地球人達に3時間の猶予を与え孫悟空を待つ事にします。
しかし、3時間経っても悟空は現れません・・・。
そして、業を煮やしたナッパの虐殺が再び始まってしまうのです。ここでピッコロが1つの作戦を考案します。それは、サイヤ人の弱点であろう「尻尾」を掴んでナッパを弱らせ、その隙に倒してしまおうといった作戦でした。しかし、そのピッコロの作戦も尻尾を予め鍛えていたナッパの前に失敗に終わってしまいます。
ピッコロ、クリリン、ご飯・・・万事休すか!
その後、クリリンが必殺技「気円斬」でナッパに意地を見せる部分もありますが、それでも全く歯が立ちません。
ここから「名シーン」へと繋がります!以前は、世界を震撼させた悪の大魔王が「1人のガキ」を庇って死んだ泣ける名シーンです( ゚Д゚)