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色んなアンサー

筆者であるnaoraouが色んな分野に挑戦し、私なりの答えを出していくブログです!

簡易三国志 蜀編 「劉備」 ~荊州での出会いと三顧の礼~

※目次

荊州牧・劉表と蔡瑁の陰謀

 

201年、劉表の元を訪れた劉備は劉表配下の蔡瑁から敵視

されながらも、同族である劉備に心を寄せる劉表と息子の劉

キの手によって対曹操の最前線に位置する新野の太守を任さ

れる事になります。そして、202年袁紹が死んだ事を契機

に曹操が打倒袁氏に向けその矛先を北に向けていた事で、

備と劉表にしばらく平和な時間が訪れる事になります。

 

そんな中劉備は、新野に仁政を施し荊州に蔓延る賊の討伐で

活躍し、劉表と劉キとの交流も深め荊州の中で絶大な人気を

得る事になります。劉備に信頼を寄せる劉表は自身の跡継ぎ

の相談まで劉備にする程でした。

劉表には長男の劉キと劉キと異母弟で蔡夫人の息子である劉

ソウがおりました。劉キは病弱で母親はすでに死んでおり、

息子の劉ソウを後継者に押す蔡夫人の圧力もあって、劉表は

自らの後継者選びで大いに悩んでおりました。

 

そして、劉備は「家督は従来から長男が継ぐもの」とし劉キ

を進めており、劉表もその言に賛成した事により劉備はある

人物らに妬まれる事になります。

そのある人物らとは、劉表の妻であり劉ソウの母親でもある

蔡夫人とその弟である蔡瑁でした。

 

よそから来てお家の事にまで口を出し始めた劉備を、何とし

てでも消し去りたい姉と弟は、劉備を酒宴に招き殺害する計

画を実行します。酒宴に招かれた劉備は、蔡夫人と蔡瑁の企

みを事前に察知した劉キと伊籍によってその場を逃れる事に

なりますが、劉備の護衛を務めていた趙雲と離れ離れになっ

てしまいます。

 

1人になった劉備は、執拗に追いかけてくる蔡瑁に追いつめ

られ、やがて逃げ延びた先の断崖絶壁な谷によって逃げ場を

失い絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。

 

水鏡先生と徐庶との出会い

 

劉備は賊の討伐で手に入れた愛馬(的盧)に「汝、我に仇成

すか」と語りかけ、そのまま谷に向かって馬と共にダイブ

てしまいます。この無茶苦茶な劉備の行動に、唖然とする蔡

瑁はただ黙って見過ごすだけとなります。

 

※的盧は、主人に仇を成す馬だと劉備がこの馬を手に入れて

 間もない頃に、偶然劉備の前を通りかかった徐庶に言われ

 そのまま立ち去られますが、劉備はその言葉を信じなかっ

 た。また、この徐庶が後に自分の軍師となる事もこの時は

 知る由もなかった

 

かろうじてこの難から逃れた劉備は、物思いにふけってしま

います。

「旗を掲げて早25年。私は一体何をしているのだ」と悲嘆

にくれる中、どこからか歌声が聞こえてきます。その歌声に

惹かれ辿りついた先に、一軒の家があり訪ねてみると1人の

老人がおりました。名は水鏡と申し巷では水鏡先生と親しま

れているそうな。

 

一目見て只者ではないと直感した劉備は、そのまま水鏡の元

で1晩甘える事にします。そして、劉備は自らの心境を水鏡

に打ち明けます。

 

劉備「旗揚げして早25年。戦に挑めば敗れ身の置き所の無

い有様。漢朝再興という大志を思うとただ悲嘆にくれるばか

りで胸が張り裂けてしまいそうです」

 

水鏡「それは、劉将軍の周りに良い人材がいないからです」

 

劉備「それは先生と言えど言葉が過ぎます。私には関羽・張

飛・趙雲という万夫不当の豪傑がおりますので、決して人無

しではありません」

 

水鏡「貴方はすぐそうやって部下を庇いなさる。確かにその

3名は万夫不当の豪傑なれど、天下を股にかける方策を弄す

事が出来ません。言うなれば劉将軍の翼は片翼しかない。武

という片翼はあるが、文という片翼がないのです」

 

水鏡はまだ話を続けます。

 

水鏡「臥龍か鳳雛のどちらかを配下に出来れば天下を安んず

る事が出来る」と。

 

劉備「その臥龍と鳳雛とは誰の事ですか?」

 

水鏡「まぁそう焦らずに」と、一旦劉備を宥めます。

 

この水鏡の言葉で劉備は、初めて気づかされ覚醒します。

人材の大切さ何より軍師の大切さを。そこで、劉備は水鏡を

自らの配下にしようと説得しますが、水鏡は「私はもう歳を

取り過ぎた。私の数倍上を行く人間がいずれ貴方の力になっ

てくれるはず」と言われ仕官を断られます。

 

そして、夜も更け床についた劉備が眠りにつこうとした時に

水鏡の元へ来訪者が現れます。それが徐庶でした。

徐庶は劉表に1度は仕官を求めましたが、劉表の大事より小

事を重んずる性格や覇気の無さに嫌気がさし、仕官を取りや

水鏡の元へ駆けつけてきたのです。

 

賢者が現れたと直感した劉備は、すぐさま起き上がり徐庶と

面会し、配下になってくれるように嘆願します。最初は戸惑

った徐庶でありましたが、水鏡が後押した事により劉備への

仕官を受け入れます。

この水鏡と徐庶との出会いが劉備の人生にとって大きな転換

期となるのです。

 

※ちなみに、この水鏡と徐庶との出会いは三国志の名場面ベ

 スト10に入ると思います

 

曹仁の撃破と三顧の礼

 

206年、徐庶を迎え入れる事に成功した劉備は、趙雲とも

合流を果たし新野に戻ります。一方、袁氏を滅ぼし河北を制

圧した曹操は、次に劉備のいる荊州に狙いを定めます。

そして、先鋒大将に曹仁・副将に李典を抜擢し3万の兵を与

え劉備のいる新野を攻撃させます。

 

ここで軍師である徐庶が実力を存分に発揮します。曹仁の敷

いた八門金鎖の陣を易々と破り曹仁を敗走させ、続く曹仁か

らの夜襲も見破って壊滅させます。そして、関羽に別動隊を

編成させ空になった樊城を奪い劉備軍に大勝利をもたらした

のです。劉備はこの勝利に感激し「先生(徐庶)が私に、大

きな自信を付けて下さりました。こんな大勝利は生まれて初

めてです」と涙して言葉にしたそうです。

 

このシーンは私も思わず胸が熱くなり、もらい泣きしてしま

いそうな良いシーンでした・・・。

 

ただ、この思いも虚しく劉備が絶望のどん底に陥ってしまう

事件が起きてしまいます。

曹仁の敗北を聞かされた曹操は「八門金鎖の陣が劉備に敗れ

るわけがない」と言葉にし、徐庶の存在が曹操に知られてし

まうのでした。徐庶には、大きな弱点があったのです。それ

は、徐庶が大の親孝行者であり故郷が曹操の領土にあった為

親が曹操に捕らえられてしまうのです。

 

脅迫された徐庶は、普段の冷静な性格からは想像できないく

らい混乱し、周りが見えなくなってしまい劉備に「母親の元

へ行かして下さい」と嘆願してしまいます。

劉備は必死に「先生しっかりして下さい!これは曹操の策略

です。何か対策しましょう」と呼びかけますがテンパった徐

庶は全く聞く耳持ちません。何を言っても無駄になった劉備

は、あまりのショックに膝から崩れ落ちてしまいます。

 

そして徐庶と別れの日が来た時、あまりの惜しさに中々離れ

ようとしない劉備を見て徐庶は「わが君、ここまでで大丈夫

です。私はわが君に仕える事が出来た事を一生誇りに思いま

す」と伝え劉備を諦めさせます。また、おいとまする代わり

に劉備に最高のプレゼントを残していきます。

 

それは、臥龍・諸葛亮孔明の居場所を劉備に教えてあげたの

です。徐庶に「孔明と私(徐庶)とでは月とスッポン。麒麟

と駄馬程の違いがあります。古今稀に見る大天才でかの太公

望や張良に匹敵する智謀の持ち主であり天下第一と言えまし

ょう」と言われます。曹仁との戦でその実力をまざまざと見

せつけられた徐庶ですら、月とスッポンと例えるくらいです

から心が躍らない人はいないでしょう。

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早速劉備は、関羽・張飛を引き連れ諸葛亮のいる隆中に向か

います。しかし、留守であった為引き返してしまいます。

しばらくして諸葛亮が在宅しているとの報告を聞いて2度目

の訪問をしましたが、居たのは弟の諸葛均であった為今度は

置手紙を残しその場を立ち去ります。

 

冬を迎えた207年、再び諸葛亮在宅の報告を受けた劉備は

3度目の訪問を実行します。これを三顧の礼といいます。

諸葛亮が眠っていたので劉備は書斎の前で立ったまま諸葛亮

が起きるまで待つことにしました。これに怒った張飛は「火

をつけて叩き起こしてやる」と言いますが、関羽に静止され

ます。

 

しばらくすると諸葛亮は起き上がったので劉備は接近しまし

た。諸葛亮に「その志をお聞きしたい」と問いかけられ劉備

は自分の不甲斐なさと漢朝再興の夢を熱く語ります。

諸葛亮は「曹操は勢い盛んで今は戦う時ではない。江東の孫

権と結び荊州を治めた後、西蜀に侵攻し天下を3つに分け北

伐を敢行すれば20年で天下を安んずる事が出来ます」とい

います。

 

これを聞いて感銘を受けた劉備は、膝から落ち土下座して諸

葛亮に仕官を促しますが、諸葛亮に断られます。

感極まった劉備は涙ながらに「私が不甲斐ないばかりに、天

下の民衆の涙と叫びが伝わってくるようです」と言った事で

諸葛亮の眠っていた龍の心を呼び覚ます事になるのです。

 

諸葛亮は「微力ながら将軍のお力になりましょう」と答え劉

備からの仕官を受け入れます。

 

水鏡が言っていた臥龍を味方にしたら天下を安んじられると

言われたこの諸葛亮を配下に加えた事で、劉備の快進撃はこ

こから始まるのです( ゚Д゚)