※目次
生まれた時から、目で人を操る事が出来る超能力者藤原竜也、唯一その超能力を回避する事が出来て超人並みの回復力を持つ山田孝之、この2人のバトルに巻き込まれてしまった悲劇のヒロイン石原さとみの3人が繰り広げるちょっぴりデンジャラスな映画となります。
この映画の最大の見どころと言えば、主人公の藤原竜也が繰り広げるスペクタクルな超能力の世界でしょう。勝手に動く車、家具、そして人間・・・。
<個人評価点>
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星7
<記事読了時間>
約3分
※1部ネタバレ有り
超能力を持った男
実はこの男(藤原竜也)は、名前があるのですが物語終盤で分かる為、ここでは伏せて「男A」とします。小さい頃は、その生まれ持った超能力のせいで両親から化け物扱いされてしまうとても可哀そうな少年でした。また、右足も病に侵されていた事で切断し、義足を付けていました。
そして、常に目隠しをされ父からは虐待され続けた為、それを恨み挙句の果てには、父親を操って殺してしまいます。そんな息子を母親(木村多江)は、自らの手で殺し1度は心中を試みますが、結局殺さず息子を捨ててしまいます。
1人ぼっちになった男Aは、そのまま心が荒んでいき大人になっても就職はせず、持ち前の超能力を使って銀行強盗や食糧を盗む等をして、生計を立てていました。
そんなある日・・・。
不死身の男・田中終一
とある公園でいつも通り超能力を使って悪さしていた男Aはその公園の近くで偶然仕事をしていた当時引っ越し屋のアルバイトの田中修一(山田孝之)がたまたま目に入ってしまいます。そして、田中に超能力を掛けてみると・・・。
まったく効かないのです。
※ここから男Aは、田中に興味を持ち始めひつこく付きまとっていく事となります
しかし、その超能力とは全く関係なく、引っ越し屋の車の横を通った雲井繁(田口トモロヲ)が運転する車に、田中はひかれてしまいました。そのまま田中は病院に搬送され、本来なら全治2ヶ月程の重傷を負ったはずが、わずか1日で退院してしまうのです。
雲井叶絵との出会い
無事退院した田中でありましたが、長期離脱を予想した引っ越し屋に解雇されてしまいました。職を失った田中は、とりあえず加害者である雲井繁の家を訪れます。そして、あれだけの重傷を負ったはずの田中がケロッとしているのを見て、雲井繁とその娘雲井叶絵(石原さとみ)は驚きの余り言葉が詰まってしまいます。
雲井繁は、事故での賠償の話を田中に持ち出すと雲井がギター店を経営していると知った田中は、賠償の代わりに「ここで働かせてくれ」と雲井にお願いします。雲井は、自分が悪い事もあって「それでいいなら」と言葉を返します。
迫りくる悪魔
田中と雲井親子は、小さなギター店をほそぼそとやりながらも次第に親密になっていき、田中が住み込みで働く程のモノでした。しかし、そんな生活も1人の悪魔の襲来により絶望と化してしまいます。
前回の公園で田中に密かに超能力を掛けたが、掛からなかった事で田中に興味を持った男Aに、居場所を突き止められてしまいます。ギター店の入り口で掃除をする田中に、男Aは再度超能力を試みますが全く掛からない田中。
「なんで、奴は掛からないんだ!」
男は逆上し、ついにギター店に侵入する事に至り、ここで大惨事がおこってしまうのです。
初めて顔を合わす男Aと田中。
ここから2人の壮絶なバトルが始まります( ゚Д゚)
藤原竜也の主な代表作
バトル・ロワイアル
カイジ
インシテミル 7日間のデス・ゲーム
るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編
22年目の告白 ー私が殺人犯ですー 等