※目次
こちらの映画は、ヨーロッパの神話で名高い吸血鬼「ヴァンパイア」を題材とした作品となります。
主演には、冷酷無比なヴァンパイアであるレスタト(トム・クルーズ)と人間の心を半分持った心優しいヴァンパイアのルイ(ブラッド・ピット)の2人となります。その他にもアーマンド(アントニオ・バンデラス)や非行や暴力沙汰で映画界から干される前の当時人気絶頂期であった記者ダニエル(クリスチャン・スレーター)といった実力派俳優も共演しており、注目を集めた映画となります。
人間の生き血を吸わなければ死んでしまう「ヴァンパイアの過酷な世界」・・・。
果たして、彼らはどのような物語を我々に魅せてくれるというのか( ゚Д゚)
<個人評価点>
満足度☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆星7
<記事読了時間>
約5分
※1部ネタバレ有り
ダニエルからインタビューを受けるルイ
夜のサンフランシスコのビル内にある某ラジオ室で、ヴァンパイアのルイは記者のダニエルからインタビューを申し込まれます。そのインタビューとは「ルイがヴァンパイアになったきっかけとその内容」についてでした。
ルイがヴァンパイアになったのは、1971年で当時24歳の農場主であった彼は妻と生まれてくるはずの子供を死産で共に亡くしてしまいます。そして、悲しみにくれ日々酒に溺れるルイの元に現れたのが、冷酷無比なヴァンパイアのレスタトでした。
レスタトは、悲しみにくれるルイに「このまま死んでしまうか、ヴァンパイアになるかを選べ」と語りかけ、ルイはヴァンパイアになる事を選んだのでした。
ニューオーリンズの街へと逃亡する
ルイをヴァンパイアにしたレスタトは、そのままルイの家に住み込み毎晩外に繰り出しては、次々と人を吸血し殺していきます。人の心が半分残っていたルイは、人を襲う事に抵抗を感じ動物の血を吸って生きておりました。
しかし、そんなルイも動物の生き血だけでは我慢しきれなくなり、ついに黒人メイドを吸血し殺してしまうのでした。そして、ヴァンパイアの存在に恐怖した農場の農奴達が一斉にヴァンパイア狩りで蜂起します。
ルイは、メイドを殺した罪悪感から自分の家に火を放ち自決を試みますが、レスタトに救出され2人はニューオーリンズの街へと逃亡したのでした。
少女・クローディアとの出会い
ニューオーリンズに辿り着いたレスタトとルイでしたが、考え方が全く違う2人は度々衝突を繰り返してしまいます。町では、ペストが流行しており母親の死体の傍で泣いている少女・クローディアを発見したルイは、クローディアに抱きつかれてしまった為に衝動で血を吸ってしまいます。
再び罪悪感に襲われたルイは、その場を逃走しますがレスタトに引き止められて「クローディアをヴァンパイアにして育てていこう」と提案されます。ヴァンパイアとなったクローディアは、純真で可愛らしい女の子でしたがまだまだ子供で善悪の判断が付かず、レスタト以上に次々と人を吸血し殺していくのでした。
そのまま30年の月日が流れ、全く体が大きくなっていかない自分を見てクローディアは、激しく怒ります。
「どうして私は成長しないの!どっちが私をヴァンパイアにしたの!」と・・・。
レスタトを焼き討ちする・新たな出会い
ルイは、クローディアに「30年前にクローディアがヴァンパイアになったきっかけ」を打ち明けるとクローディアはレスタトを激しく憎みます。そしてレスタトを騙し討ちして喉を切り裂き、ワニが潜む沼へと放り出します。
その後、ルイとクローディアはそのままヨーロッパへと渡ろうとしますが、そこに沼から這い上がってきた恐ろしい表情をするレスタトが突如2人に襲い掛かってきます。なんとかレスタトを振り切った2人は、レスタトとニューオーリンズの街を焼き討ちし、ヨーロッパへと旅立つ事となります。
ヨーロッパへと辿り着いた2人は、そこで自分達と同じヴァンパイアの人間を探します。そして、1870年のパリでアーマンドがリーダーを務めるヴァンパイア集団を発見し、接触しました。彼らは、劇場に住み込み「ヴァンパイアを演じる人間になったフリ」をして、人を吸血し殺していました。
そしてアーマンドに気に入られたルイでしたが、とある事件をきっかけにクローディアと共に棺桶に閉じ込められてしまうのでした。
その事件とは、一体何なのか?そして、ルイとクローディアはどうなってしまうのか?レスタトは本当に消滅したのか?
気になる事だらけの「ヴァンパイア物語」・・・。
続きは、観てのお楽しみです( ゚Д゚)
※トム・クルーズ映画の前記事