※目次
仮想通貨を取り巻く現状
2018年も6月を迎え、まもなく上半期が終わろうとしてます。仮想通貨も昨年末に急騰し、その後暴落しましたが4月中頃からゴールデンウィークまでにおいて一旦回復に向かいました。
しかし、相次いだハッキングや海外取引所の詐欺事件、世界的な規制やマイナーによる51%攻撃であったりと様々なバッドニュースが世界に飛び交い、ゴールデンウィーク後から6月今現在に至るまで、仮想通貨相場が非常に落ち込んだ状態となっております。
基軸通貨であるビットコインのチャートを見ても、4月に最安値を付けた68万(JPY)を下回ろうとする勢いです。この最安値を下回ると直近では2月の64万(JPY)がサポートラインになりさらに下回ると底なしになる可能性が高くなります。市場自体も非常に弱いので、よっぽどの好材料が出ないとこのまま下がっていくことになると私は思います。
5000円ではじめる仮想通貨投資入門 | ||||
|
ただ、悲観的になる必要はありません。私的にはもっと下がって欲しいと思っております。それは、バーゲンセール(絶好の買い場)になるからです。
part1でも申し上げましたように、世間が悲観的になってる時こそ買い場なのです。ほとんどの人が限界と思って狼狽売りをして売り切った状態になる。売り切ったら売るモノが無くなるので後は買うしかないからです。これは、大口投資家達が一番狙っている大好機なのです。
しかし、そのタイミングがいつ来るのかは断定できません。ですからしぶとく待つしかないのです。よってしばらくは、仮想通貨市場で苦しい状況が続きますのでここはまず視点を変えた方が得策だと思います。実は、今現在仮想通貨市場で苦しい相場が続く中こっそりと成長している市場があります。
それは「取引所コイン」であったり「配当型トークン」と呼ばれるモノです。
取引所コイン
取引所コインで特に有名なのが、海外取引所であるバイナンスが所有するバイナンスコイン(BNB)です。実際、仮想通貨のほとんどが下落する中、バイナンスコインだけは上昇し続けました。
理由としては、取引手数料が0.1%で業界最安値であった為、流動性が高く使い勝手が良いコインである事が大きなポイントだと思われます。今後も取引高世界一を記録した事のあるバイナンス取引所で保有するバイナンスコインは今後も注目すべきだと思います。
配当型トークン
続いて配当型トークンとは「FT」「OCX」「HT」コイン等を保有しているだけで配当(利益)が得られるトークンです。直近で特に話題になったのは、FTトークンでしょう。
6月9日に価値が60倍跳ね上がりましたからね。「配当が得られる」という事に関しては胡散臭い部分も感じられますが、上がっている事実は否定できません。
Fコインの例
1、取引所収益の80%が還元される
2、Fコインのプラットフォームに参加出来る
3、FTコインのコミュニティ委員会で選挙参加が可能
といった点です。
ただ、FTコインは公式でFTコインが累計51億枚払い出されるまで配当を継続するとあるように、51億枚突破したら配当を得られない可能性があるため、私の見解としては利益を得られたら一旦、売り抜けた方(利確した)が良いと思われます。
理由としては
1、配当という甘い言葉には、どうしても胡散臭い部分を感じる点
2、その51億枚払い払い出された先が分からない
3、配当型トークンのほとんどが、影でビットコインの価格を操っているとされる中国
だからです。
ただ、取引所コインならともかく「配当型トークン」を何故勧めたのかというと、今現在下落中の仮想通貨市場で利益を出す事が難しい点とそのような状況でも利益を出す方法があるという点ですね。つまり、常に目を光らせ情報を探し、情報を精査し、行動することが肝要です。
まとめ
仮想通貨市場は、非常に相場が弱いがしぶとく待って買い時を得る点、下落している仮想通貨市場でも成長している「取引所コイン」や「配当型トークン」がある点「配当型トークン」で利益を出したら一旦売り抜けるという点です。
次回では、「アルトコイン」の頂点に立つ「イーサリアム」について私なりに説明していきたいと思います。
※仮想通貨情報の前記事
※仮想通貨情報の次記事